キツツキの花器

群馬県、上野村森林組合で製作された、木製の小さな花器です。
一見シンプルですが、横に1箇所キツツキに開けられたような穴があり、中には取り外しできる小さなガラス製の試験管が入っています。
上部と横穴の使用の組み合わせによって、同じ植物を活けても違った表情をみせてくれます。
また、横の穴は壁掛けにも活用できます。

樹種は2通り、どちらも地産材のヒノキとシオジです。

針葉樹のヒノキはまっすぐな木目と、すべすべとした触感で、軽く、ヒノキ特有の香りを仄かに纏っています。
和の空間とも相性が良いです。

広葉樹のシオジは「上野村の木」で、その原生林は国の天然記念物となっています。
キツツキの花器は、その貴重なストック材でできていて、どのような空間にも馴染む色合いと木目です。

30-40cmぐらいの枝物を活けると樹木のオブジェのように見えます。
(ちなみに、上野村の森林にはキツツキも住んでいるようです)

製  作: 上野村森林組合
素  材: ヒノキ / シオジ、ガラス試験管
サ  イ  ズ: φ50× H120
価  格: 3,630円(税込) 

上野村について / キツツキの花器の製作風景 の記事も是非ご覧ください。

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